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ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツ、ピンク・フロイド不朽の名曲「エコーズ(Echoes)」のライヴ音源を配信リリース!23分超の大作に挑んだ渾身のパフォーマンスを、世界が賞賛。

2025.05.22
INFO

ジャケット写真

 

ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイスン率いる「ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツ」が、ピンク・フロイドの不朽の名曲「エコーズ(Echoes)」のライヴ・ヴァージョンを、各種ストリーミング・プラットフォームにて配信を開始した。本作は、2024年8月1日にドイツ・フランクフルトのセンテニアル・ホールで行われた公演を収録した音源で、『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』を手掛けたスティーヴン・ウィルソンがミックスを担当。当初は2025年4月のレコード・ストア・デイ限定アナログ盤としてのみ流通していたが、遂に全世界でのデジタル配信が実現した。

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ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツは、ニック・メイスンがピンク・フロイドのツアーメンバーらとともに2018年に結成。『神秘(A Saucerful Of Secrets)』をバンド名に冠し、ピンク・フロイド初期のシド・バレット時代の曲を中心に、1967年から1972年までのピンク・フロイドの楽曲を演奏するプロジェクト。バンド・メンバーはニック・メイスン(ドラム)とともに、『鬱』ツアー以降のピンク・フロイドに参加したガイ・プラット(ベース)、スパンダー・バレエのゲイリー・ケンプ(ギター)、ザ・ブロックヘッズのリー・ハリス(ギター)、ジ・オーブやリチャード・ライトと共同作業を行ったドム・ビーケン(キーボード)といった、強者揃いの5人組。2020年には『ライヴ・アット・ザ・ラウンドハウス』をリリースしたが、「エコーズ」は未収録だったため、この音源はファンにとって極めて貴重なものになる。

 

アーティスト写真

 

「エコーズ」はピンク・フロイドの1971年のアルバム『おせっかい(Meddle)』に収録された23分を超える大作。伝説の初来日公演“箱根アフロディーテ”でも演奏され、その叙情的、幻想的なサウンドで、日本では特に人気の高い楽曲として知られている。5月2日に発売された『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』の中でもリード・トラックとして重要な位置づけとなっていたピンク・フロイドの代表作。ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツの「エコーズ」の演奏は、当初2020年に予定されていたが、パンデミックの影響で2022年に延期された『Echoes Tour』において初めて披露された。再始動したツアーは世界中で熱狂的な反響を呼び、「エコーズ」はセットリストの中でもひときわ輝きを放った。その圧倒的なパフォーマンスに、各メディアも賛辞を惜しまない。

 

●Daily Telegraph

「迷宮のような展開が、宇宙ステーションの電子音から、ケンプによる激烈なフィードバック奏法、さらにはリー・ハリスがギターをまるでテルミンのように操り変幻自在。ホール全体がその圧倒的なパフォーマンスに総立ちとなった」

 

●Uncut

「『おせっかい』収録の「エコーズ」を見事に再構築。最新の機材を駆使しながら50年前の音世界に完全に没入していた。ハリスはギターのボリュームを操りテルミンのような音色を創出し、ケンプはノイジーなテクスチャーからフリークビート風のソロまでを表現。ビーケンのハモンド・ソロも炸裂した。だが真の主役はメイスン。タムを縦横無尽に転がすドラミングで全体を支配していた」

 

●Prog Magazine

「この夜を象徴するのは、間違いなく壮大な「エコーズ」だった。音楽が芸術へと昇華し、視覚と聴覚を包み込む体験となる瞬間。多くの観客が涙を拭う姿が見られた」

 

●Louder Than War

「23分間に及ぶ「エコーズ」の演奏は衝撃的。まるでこの曲が最新のヒット曲であるかのように、バンドはそれを完璧に叩き出した」

 

●Bring The Noise

「何年経っても、この曲を生で聴く体験は信じられないほど素晴らしい。5人全員が全力を尽くした圧巻のステージだった」

 

5月2日発売『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』は全英初登場1位獲得し全世界で異例の大ヒット中。日本でも映画館公開され大きな話題を呼んだ。そこでの「エコーズ」のライヴ・パフォーマンスはピンク・フロイドのライヴ・ヒストリーの中で最も重要な瞬間とも呼ばれているが、その53年後にピンク・フロイドのドラマーのニック・メイスンが自らライヴで再現した「エコーズ」は、このポンペイ遺跡ライヴの構成をほぼ忠実に踏襲。精神性含めて現代的技術と感性で「時を超えた継承と再解釈」したヴァージョンとなっている。本作ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツによる『Echoes (Live)』は現在、各種ストリーミングサービスにて配信中(Dolby ATMOSを含む)。ピンク・フロイドのレガシーに新たな命を吹き込む圧巻の演奏を、ぜひ体感してほしい。

 

【デジタル配信】

●ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツ「エコーズ(Live)」

Nick Mason's Saucerful Of Secrets/Echoes (Live)

ジャケット写真

5月22日デジタル配信

Digital versions, including in Dolby ATMOS

all mixed by Steven Wilson

 

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