『狂気』2023リマスター盤が10/13発売。『狂気』50周年を祝う新ドキュメンタリー「ECLIPSE」も公開!
1973年にリリースされ、史上最も象徴的で影響力のあるアルバムのひとつと呼ばれるピンク・フロイド『狂気』の50周年を記念した、最新リマスター盤が10月13日発売。長年ピンク・フロイドの音を司ってきたジェームス・ガスリーによる2023年最新リマスタリングで、日本盤はCD、LPで発売(日本盤LPは10月18日発売)。Blu-rayの単独リリースも決定(輸入盤のみ)。Blu-rayにはドルビーアトモスと5.1サラウンド・ミックス、そしてリマスターされたステレオ・バージョンが収録されている。いずれも豪華限定盤『狂気』50周年記念ボックス・セットに収録されていたもので、単独発売となるのは初めて。
また、『狂気』50周年を記念して、先日のオーストラリアでの皆既日食を記録した30分の新作フィルム「Eclipse」がYouTubeで公開される。西オーストラリア州エクスマウスにあるユネスコ世界遺産のニンガルー海洋公園(Nyinggulu)で4月20日、「皆既日食」の時間に合わせた究極の『狂気』リスニング・イベントの模様を収めたもので、ピンク・フロイドの長年のクリエイティブ・ディレクターであるヒプノシス(Hipgnosis)のオーブリー・パウエルによって制作された「巨大ピラミッド」の前で、太陽、月、地球が一直線上に並んだときに太陽が完全に月に隠れる「皆既日食」を見ながら、アルバム『狂気』を全曲試聴。最終曲「狂気日食(Eclipse)」のラストの象徴的な歌詞「太陽の下 すべては調和を保っているが、その太陽は徐々に月に侵蝕されていく」が皆既日食の瞬間に合わせられるというするという、まさに一生に一度の究極リスニング体験となった。
日本時間10月14日午前1:00(英国時間10月13日午後5時)に、下記のピンク・フロイドのYouTubeチャンネルで独占公開される。
Eclipse (Pink Floyd's The Dark Side Of The Moon 50th Ningaloo Eclipse Documentary)
ティーザー映像
10月14日にもアメリカ大陸で大きな日食が起こるため、その体験のビデオや写真を「#pfeclipse」を使ってアップロードしてもらうキャンペーンをピンク・フロイドのソーシャルで展開している。 これらのうち最も優れたものは、ピンク・フロイドのソーシャルで大きくフィーチャーされる予定。
『狂気(The Dark Side Of The Moon)』はピンク・フロイド8作目のスタジオ・アルバム。現代社会の緊張と抑圧、人間の心のなかに潜む狂気をテーマにした一大コンセプト・アルバムで、あまりにも象徴的なジャケットのアートワークはヒプノシスによって光のプリズムをモチーフにデザインされた。1973年3月1日にアメリカで発売され、バンド初の全米1位を獲得、シングル・カットされた「マネー」も全米13位とヒットした。全米チャートで741週(15年間)連続ランクインのギネス記録、全世界トータルセールス5000万枚以上、史上最も売れたアルバム3位などの記録を打ちたて、音楽史上最も重要な作品のひとつとして今もなお世界中で新しいオーディエンスを開拓し、魅了し続けている。1973年3月に発売され、今年で50周年を迎える。
プロダクツ概要
ピンク・フロイド『狂気(2023 REMSTER)』
PINK FLOYD / THE DARK SIDE OF THE MOON
*CD: 10月13日発売 SICP-6562 ¥2,750税込
*LP: 10月18日発売 SIJP-156 ¥4,400税込
*Blu-ray: 10月13日発売 (輸入盤のみ)
収録曲
1. スピーク・トゥ・ミー Speak To Me
2. 生命の息吹き Breathe (In The Air)
3. 走り回って On The Run
4. タイム Time
5. 虚空のスキャット The Great Gig In The Sky
6. マネー Money
7. アス・アンド・ゼム Us And Them
8. 望みの色を Any Colour You Like
9. 狂人は心に Brain Damage
10. 狂気日食 Eclipse
DAVID GILMOUR:Vocals, Guitars, VCS3
NICK MASON:Percussion, Tape Effects
ROGER WATERS:Bass Guitar, Vocals, VCS3, Tape Effects
RICHARD WRIGHT:Keyboards, Vocals, VCS3
Produced by PINK FLOYD
Recorded at Abbey Road Studios, London, between May 1972 and January 1973
Engineer Alan Parsons. Assistant Peter James. Mixing supervised by Chris Thomas
Saxophone on ‘Us And Them’ and ‘Money’ Dick Parry
Vocals on ‘The Great Gig In The Sky’ by Clare Torry
Backing Vocals Doris Troy,
Lesley Duncan, Liza Strike, Barry St John
Sleeve Art by George Hardie N.T.A.
All Lyrics by ROGER WATERS
Original Cover Design & Photography by HIPGNOSIS
Graphics & Artwork by GEORGE HARDIE N.T.A.
Heartbeat Graphic from an idea by ROGER WATERS
Prism Photography Tony May & STORM THORGERSON
Pyramid Photographs by HIPGNOSIS
Rayograms by STYLOROUGE & CHRIS CRASKE
Reissue design by PETER CURZON / STORMSTUDIOS
<CD>
CD Mastered by JAMES GUTHRIE and JOEL PLANTE at das boot recording
<LP>
LP Mastered by James Guthrie, Joel Plante and Bernie Grundman
Stickers Art by George Hardie N.T.A.
<Blu-ray>
・DOLBY ATMOS MIX
・5.1 SURROUND MIX - 24bit/96kHz UNCOMPRESSED / dts-HD MA
・REMASTERED STEREO MIX - 24-bit/192kHz UNCOMPRESSED / dts-HD MA
5.1 Surround and Dolby Atmos mixes by JAMES GUTHRIE
Assistant engineer JOEL PLANTE
Atmos File Format Encoding TIM CARROLL
Stereo and Atmos mixes mastered by JAMES GUTHRIE and JOEL PLANTE at das boot recording
5.1 mix mastered by JAMES GUTHRIE, JOEL PLANTE and DOUG SAX at das boot recording
Blu-ray disc authored by JOEL PLANTE
Die cut Digipak includes postcard, stickers and 24-page booklet
Design by PETER CURZON / STORMSTUDIOS
Creative consultant AUBREY POWELL / HIPGNOSIS
『狂気』50周年記念盤
<日本独自企画>
ピンク・フロイド『狂気-50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』
Pink Floyd/The Dark Side Of The Moon-Hybrid Multi-ch Edition-
リンク
▶オフィシャルSNS ( X (旧:Twitter) / Facebook / Instagram / TikTok )