ピンク・フロイド『狂気』プラネタリウム・ショーについて、ヒプノシスのオーブリー・パウエルが語る!いよいよ明日6/23(金)よりオンラインチケット一斉発売
発売から50周年を迎えた、ピンク・フロイドの名盤『狂気(原題:The Dark Side Of The Moon)』を題材とした、全天周映像作品プラネタリウム・ショー「The Dark Side Of The Moon」が、6月26日(月)より約2週間、コニカミノルタプラネタリアTOKYO DOME1(有楽町マリオン9階)にて日本最速上映される。そのオンラインチケットが、いよいよ明日6月23日 (金)午前10時より、初日以降の上映も含め一斉発売となる。
上映に先駆けて、今回のプラネタリウム・ショーのクリエイティブ・ディレクターで、ピンク・フロイドの数多くの芸術的アートワークをデザインしたヒプノシスのオーブリー・パウエルのコメントが到着した。
「1973年2月27日、ロンドン・プラネタリウムで、ピンク・フロイドの新作『狂気』の発表記者会見が行われました。50年の時を経て、ピンク・フロイドを象徴するアルバムの功績を称え、アルバム『狂気』と見事なヴィジュアルとを組み合わせた、新たなプラネタリウム・ショーが全世界で開催されます。ショーはアルバム『狂気』の曲順通りに進行し、収録されている10曲にあわせて、それぞれが異なるテーマを持つ映像が映し出されます。未来を見据えているものもあれば、ピンク・フロイドのヴィジュアル面での歴史を懐かしく振り返るものもあり、すべてがプラネタリウムならではの最新鋭のテクノロジーを駆使した、新たなる時空体験となることでしょう。今風に言えば“真の没入型”イベントであり、サラウンド・サウンドとヴィジュアルの融合が“現実”を超え、2次元の範疇を遙かに超えた“異次元”へとあなたを誘います。」 (オーブリー・パウエル)
日本でも一度だけ関係者向けの試写会が実施されたが、実際に作品を観た方々から寄せられた絶賛のコメントの一部がこちらに。
●「まさに“トリップ”という言葉が相応しい体験。音響的には5.1chのサラウンドミックスだが、会場の特性を生かすためにも擬似22.2ch的な工夫を加え、どのポジションに座っても立体的な音楽を楽しめるし、映像もこの会場のコニカミノルタプラネタリアTOKYO DOME1だけは天頂だけでなく壁面にかけても映像を映し出すことができる高解像度映像ドームだと言うことで、真上から横まで映し出される。映像は映画“2001 年宇宙の旅”的な世界観で、観ている自分が宇宙空間に浮遊しているかのような錯覚にもなるし、球面に映し出されているので3Dっぽくもあり、それはそれはど迫力。洋楽知らない若い音楽ファンの皆さんに、“これがピンク・フロイドだぞ、こういうのも音楽の楽しみ方だぞ”と教えたいし、是非大勢の人に見てもらいたい」 ―――喜久野俊和(ピンク・フロイド『ファイナル・カット』『時空の舞踏』当時の担当ディレクター)
●「冒頭の心臓の鼓動から、音に合わせてピラミッドに吸い込まれていき…と思ったら宇宙空間が目の前に広がる。無重力空間に突如放り出されたような不思議な感覚に、足元がゾワゾワしてくる。歌詞や楽曲の世界観ともマッチした映像表現にひきずりこまれ、そこから始まるめくるめく42分間(本編上映尺はエンドクレジットを含め44分間)は、これまでのすべての“没入感”を超越する。ピンク・フロイドが好きな人はもちろんだが、“インターステラー”などの宇宙映画、あるいは“三体”などの宇宙を舞台にした小説などが好きな人にもオススメしたい。42分間、あっという間なのに長い時間を旅してきたような。“コンタクト”もかくやの体験が味わえる。人間のイマジネーションの限界に挑戦するような映像と音の奔流、もはや物理VRとでも言いたくなるような圧倒的な没入感。ぜひこの非日常なSF空間を全身で味わってほしい」 ―――ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
●「世界100ヶ所で上映されるというこのショーのために作られた映像とフロイドのサラウンド・サウンドとのマッチングが素晴らしい。映像はフロイドの音楽に合わせて月や宇宙をテーマにしたもので、めちゃくちゃ立体感があって、もう自分が宇宙にいるかのような感覚となる。また激しい動きはディズニーランドのスペース・マウンテンやストームライダーのような感じ、あるいはスター・ウォーズやトロンの主人公になった感覚にも。完全なる異次元体験、没入という意味で言えば、視覚的にはこのプラネタリウム・ショーはダントツで、ようやく21世紀型の音楽エンタメ・コンテンツが確立されつつあるようにも感じた」 ―――片山伸(CD監修者・プログレ専門ライター)
●「この『狂気』とんでもねー!いまプラネタリウムってこんな凄いの? 220度映像(180度映像を壁面にまで引き延ばして投映しているため)に22.2ch音声って・・・色んな『狂気』を体験しましたが、最上級ですよ。注意事項は"酔ったら目を瞑れ"・・・。月の裏側から戻れません」 ―――真保安一郎(紙ジャケ探検隊)
<プラネタリウム・ショー・オフィシャル・トレイラー>
https://www.youtube.com/watch?v=uC6deLuQKkQ
日本最速上映日である初日6月26日(月)にはスペシャル・トーク・ショーも開催される。 トーク・ショーのゲストには数多くのピンク・フロイドのライナーノーツを執筆する音楽評論家で、プロデューサー/ディレクターとしても幅広いジャンルで活動している立川直樹氏と、元レベッカ、レッド・ウォーリアーズのギタリストでピンク・フロイドの楽曲を忠実に再現するトリビュート・バンド「原始神母」の木暮"shake"武彦氏を迎え、50周年を迎えたアルバム『狂気』、ピンク・フロイド、そしてプラネタリウム・ショーの魅力について熱く語り合う。尚、本イベントは2023年6月26日(月)19時の回の鑑賞チケット購入者が参加対象となる。。
プラネタリウム・ショー「ピンク・フロイドThe Dark Side Of The Moon」スペシャル・トークショー
日時:6月26日(月)19時の回の本編上映終了後、約40分程度の予定
参加対象:6月26日(月)19時の回の鑑賞券をお持ちの方
チケットの購入方法:以下の特設サイトをご確認ください(チケットは6月23日(金)午前10時より購入可能)
※本トークショーは作品鑑賞後のオプション企画の為、作品の上映中止以外の事由(登壇者の変更、トークショー中止等)に伴う鑑賞チケットの払い戻しは行いません
※作品本編上映終了後での退出は可能です
トークゲスト
*立川直樹:1949年東京都生まれ。1960年代後半から、音楽、映画、アート、舞台、出版など幅広いジャンルで活躍するプロデューサー/ディレクター。ビートルズ、デヴィッド・ボウイ、ピンク・フロイド他のライナーノーツを始め、ロック、ジャズ、クラシック、映画音楽などの音楽評論を手がけ、エッセイストとしても独自の視点で人気を集めている。
*木暮"shake"武彦:1960年東京都生まれ。ギタリスト・作曲家。1984年デビュー。レベッカ、レッド・ウォーリアーズで活躍。日本人には理解しづらいピンク・フロイドの音楽も、ライブで体験すればその素晴らしさを感じることが出来るという想いから、2012年より、ピンク・フロイドを愛する仲間たちと、楽曲を忠実に再現するトリビュート・バンド「原始神母」でのライヴ活動を行う。
このプラネタリウム・ショーは、ピンク・フロイド『狂気』50周年を記念したプロジェクトの一環として、ピンク・フロイド側が新たに創り上げた公式作品。全世界100ヶ所以上のプラネタリウムで開催されるもので、日本では初の上映となる。 全方位から聴こえてくるアルバム『狂気』5.1chサラウンドのドーム音響と、収録曲順にそれぞれのテーマに基づいたスペーシーな映像が、最新鋭のテクノロジーを使用したプラネタリウムの高解像度映像ドームに映し出される迫力の全天周映像。まるで宇宙旅行をしているかのような、時空を超えた圧倒的な没入感と迫力あるサラウンド・サウンドとヴィジュアルの融合と、包み込まれるようなナチュラル・トリップ感覚も味わうことができる。ピンク・フロイドがデビュー以来試みてきた光と音の大スペクタクル・ショーの究極の姿ともいえる「新たなる音楽体験」、是非全音楽ファンに体験してほしい。
プラネタリウム・ショー「The Dark Side Of The Moon」上映情報
上映期間:2023年6月26日(月)~7月5日(水)
コニカミノルタプラネタリアTOKYO(有楽町)
上映スケジュール: 特設サイトをご確認ください
鑑賞料金:一律 2,600円(税込)
チケット販売:2023年6月23日(金)午前10時よりオンライン受付開始
※各上映当日の午前10時30分より、プラネタリアTOKYO券売窓口で当日券の販売も行います
日本最速上映!ピンク・フロイドの名盤『狂気』が50年の時を経てプラネタリウムに蘇る、プラネタリウム・ショー「The Dark Side Of The Moon」
5.1chサラウンドのドーム音響と迫力の全天周映像で最新の『狂気』体験を!
詳しくはこちら
アルバム『狂気』
『狂気(原題:The Dark Side Of The Moon)』はピンク・フロイド8作目のスタジオ・アルバム。現代社会の緊張と抑圧、人間の心のなかに潜む狂気をテーマにした一大コンセプト・アルバムで、バンドとエンジニアのアラン・パーソンズによって生み出された究極の音世界は圧巻。あまりにも象徴的なジャケットのアートワークはヒプノシスによって光のプリズムをモチーフにデザインされた。1973年3月1日にアメリカで発売され、バンド初の全米1位を獲得、シングル・カットされた「マネー」も全米13位とヒットした。全米チャートで741週(15年間)連続ランクインのギネス記録、全世界トータルセールス5000万枚以上、史上最も売れたアルバム3位などの記録を打ちたて、音楽史上最も重要な作品のひとつとして今もなお世界中で新しいオーディエンスを開拓し、魅了し続けている。英国では1973年3月16日に(最高位2位)、日本では1973年4月21日ににリリース(最高位2位)された。
ピンク・フロイド
全世界で2億5千万枚以上のセールスを誇り、永遠にロック史に輝く”時代を超越する音芸術”ピンク・フロイド。サイケデリックで幻想的なサウンドと文学/哲学的な歌詞。実験性に溢れた録音手法や常識を超えたスペクタクルなステージング。常にアートと密着しながら、ロックの進化とともに歩み続け、いまもなおさまざまなシーンに影響を与え続けている。 1967年『夜明けの口笛吹き』でデビュー。当時のメンバーはシド・バレット、ロジャー・ウォーターズ、リチャード・ライト、ニック・メイスン。シドが脱退後デヴィッド・ギルモアが加入。その後、『狂気』(1973)『炎~あなたがここにいてほしい』(1975)『アニマルズ』(1977)『ザ・ウォール』(1979)など数々の名盤をリリース。1986年ロジャー・ウォーターズが脱退、1987年以降はロジャーを除く残りの3人のメンバーで活動。2006年7月7日シド・バレットが死去。また2008年9月15日にはリック・ライトも死去。2014年『永遠(TOWA)』をリリースし、これがラスト・アルバムとなることを宣言したが、ウクライナ支援のため新曲「Hey Hey Rise Up」 を2022年8月にリリース。2023年3月『狂気』が50周年を迎え、50周年記念盤として、3月24日に「豪華デラックス・ボックスセット」、「全曲演奏ライヴ盤」が発売。そして、4月19日に日本独自の50周年記念盤 『狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』が発売。
詳しくはピンク・フロイド日本公式:https://www.pinkfloyd.jp/
『狂気』50周年記念盤
<日本独自企画>
ピンク・フロイド 『狂気-50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』
Pink Floyd/The Dark Side Of The Moon-Hybrid Multi-ch Edition-
リンク
▶オフィシャルSNS ( Twitter / Facebook / Instagram / TikTok )