不滅の名盤『狂気』50周年を記念してアニメーション・ミュージックビデオ・コンテスト実施！ 2023最新リマスター含むボックス・セットと1974年『狂気』全曲演奏ライヴ盤が50周年記念盤として3/24発売！

2023.02.03

INFO

ピンク・フロイドアーティスト写真

Hipgnosis/Pink Floyd Music Ltd.

ピンク・フロイド『狂気』のリリース50周年を記念したデラックス・ボックス・セットが2023年3月24日にリリースされるが、50周年記念キャンペーンの一環で、世界中のアニメーターから『狂気』収録曲のアニメーションのミュージックビデオを募集することが発表された。

ピンク・フロイドは活動初期から音と映像の融合を試み続けて、ライヴで円形スクリーンに映し出される映像はその曲のイメージを決定づける代名詞ともなっていった。これまでイアン・イームズ（Ian Emes）、ジェラルド・スカーフ（Gerald Scarfe）等、アニメーターたちとのコラボレーションも数多く行なってきたが、今回、時代を超越する名盤『狂気』の50周年を記念して、ピンク・フロイドが収録曲10曲それぞれに新鮮な解釈を提示するアニメーション・ビデオを世界中から募集するコンテストを実施。賞金の他ピンク・フロイドのオフィシャル・ビデオとして、公式サイトでアップされる。応募者は一人アルバム1曲につき1本、計10本までビデオをエントリーでき、勝者はピンク・フロイドのニック・メイスン、ヒプノシスのオーブリー・“ポー”・パウエル(ピンク・フロイドのクリエイティヴ・ディレクター)、BFI(British Film Institute、英国映画協会)ら専門家の選考委員会によって選出される。応募締切日は2023年11月30日。応募や詳しい情報についてはこちら（主催ピンク・フロイド）。

ピンク・フロイドのドラマー・ニック・メイスンは、自ら映像に出演して、このコンテストについて語っている。

https://youtu.be/qBQEnM9lQ6Q

ニック・メイスンのコメント訳：

「こんにちは、ピンク・フロイドのニック・メイスンです。2023年3月は、僕たちのアルバム『狂気』が50周年を迎えます。ピンク・フロイドは初期の頃から、新進気鋭の映画監督たちと仕事をしてきました。多くの場合、曲に伴ったビジュアルが曲そのものの代名詞にもなりました。そういうこともあり、あらゆるスタイルのアニメーターたちに、アルバム収録曲それぞれのミュージック・ビデオを作るというコンテストに参加していただきたいのです。私たちバンドは、学生、アニメーター、クリエイター他すべての人に、革新的で、アルバム収録曲にフレッシュなビジュアル的解釈を提示する機会を与えたいと考えています。最も素晴らしい作品には賞が与えられます。応募の締め切りは2023年11月末日です。コンテストの審査は、映画、アニメーション、音楽界からの著名な人々によって行われます。みなさんが応募してくださること、そして僕たちとともに『狂気』の50周年を祝ってくれることを楽しみにしています。ご健闘を祈ります」

このピンク・フロイド・アニメーション・ミュージックビデオ・コンテスト賞金総額は合計金額23万5千ポンド（約3600万円）。『狂気』収録曲10曲について、それぞれの曲の優勝者に各1万ポンド（約150万円）、更に全体の応募者の中から最優秀作品に10万ポンド（約1500万円）、2位に2万5千ポンド（約390万円）、3位に1万ポンド（150万円）のボーナスが授与される（為替レートは2023年2月6日段階で計算）。また、賞金とは別に、ピンク・フロイドのオフィシャルYouTubeチャンネルに入賞作品がアップロードされる。エントリー費用はなし、アニメのスタイルは自由（ただし実写とアニメの融合、クレイ・アニメ、ストップモーションなどは無効）、応募方法はフォーマットに基づいてYouTubeにビデオをアップし、リンクを主催者に送る形。詳しくは下記参照（あくまでも本国英国でのピンク・フロイド主催による全世界施策になります）。

▶ピンク・フロイド　アニメーション・ミュージックビデオ・コンテストはこちら

▶注意事項

▶日本語訳

ピンク・フロイド『狂気』50周年を記念してピンク・フロイドが総力を傾ける、『狂気』の進化した最新型、そして、パッケージとしては最終型ともいえる、究極の豪華デラックス・ボックス・セットは3月24日発売。同じく50周年を記念した、1974年11月のウィンター・ツアーでの英ウェンブリー・アリーナ公演での『狂気』全曲演奏を収録したライヴ盤、『狂気：ライヴ・アット・ウェンブリー1974』（The Dark Side Of The Moon – Live At Wembley Empire Pool, London, 1974）の日本盤が、CDは日本のみ紙ジャケット仕様、LPは日本独自デザイン巻き帯付き（輸入盤国内仕様）でリリースされることが決定。独立したアルバムとして入手可能になるのは今回が初。

豪華デラックス・ボックス・セットの収録内容が、一目でわかる開封動画は下記。

Pink Floyd - The Dark Side of the Moon 50th Anniversary (Unboxing Video)

https://youtu.be/ar7T_wwt6-o

（収録内容：上記動画順）

●『狂気』50周年2023年最新リマスターCDとLP(＋オリジナルLPの２種類のポスターと２種類のステッカー復刻)

●『狂気：ライヴ・アット・ウェンブリー1974』CDとLP（＋2種類のポスター封入）

●7インチ・シングル2枚「マネー／望みの色を」と「アス・アンド・ゼム／タイム」をHarvestオリジナル・スリーブに入れて復刻

●史上初の『狂気』Atmosミックス、及び5.1ch＆HDオーディオを収録したBlu-rayとDVD

●『狂気』オリジナル盤の76ページ楽譜集と1973年にロンドン・プラネタリウムで行われた『狂気』試聴会パンフレットおよび招待状のレプリカ復刻

●1972年―1975年の全英・全米ツアーからレア・未発表写真を収録した160ページ・ハードカバー本

史上最も象徴的で影響力のある作品のひとつであるピンク・フロイド『狂気』は全世界で5000万枚以上の売り上げを誇り、今もなお世界中で新しいオーディエンスを開拓し続けている。この組曲の初期のヴァージョンを彼らが初めて演奏したのは、レコーディングの始まる数ヶ月も前のロンドンのレインボー・シアターだった。その後ライヴ・パフォーマンスを通じて練り上げられていき、8作目のスタジオ・アルバム『狂気』は1973年3月1日にアメリカ、3月16日にイギリスでリリースされた。 2023年3月で50周年を迎えるロックの金字塔。

詳細はこちらの『狂気』50周年特設サイトで。

プロダクツ概要

＜ボックスセット＞

PINK FLOYD 『The Dark Side Of The Moon -50th Anniversary Box Set』 /　ピンク・フロイド『狂気-50周年記念盤ボックス・セット』

ピンク・フロイド『狂気-50周年記念盤ボックス・セット』PACK SHOT